Clavinova CVP307

CVP307ってこんな事も出来ちゃうのぉ〜?
CVP307が仲間入り。
ステージアと【ここが同じ!】【ここが違う!】と言うところ
調べようかな〜と思います。

いろんな機能があるCVP307
ステージアとも仲良くできる事がたくさんあると思います〜

まず今回は...【パフォーマンスアシスタント機能】


ボタンを押すと......
まるで自分が名プレーヤじゃないかな?
って錯覚してしまうシンデレラモードです

CVP307は楽譜がなくても弾けてしまうのです
ステージアとちょっと違う液晶画面。
画面を思わず押しても..何も変わらない〜




内蔵されている曲もたくさん。
この錯覚シンデレラモードを使いたい時は
曲データにコードが入っていればOK



どの鍵盤を弾いてもその曲に合ったバッキングを演奏出来ます
グーで鍵盤の上をドンドンドンと叩いても
スケールのようにめちゃくちゃに弾いても
ちゃんと曲に合ってしまうのです。

けっこう面白くて...練習には???

でも、ボタンをもう一度押すと......
馬車がかぼちゃに戻ってしまいます〜



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Clavinova CVP307
クラビノーバにマイクを挿して... その1
クラビやエレクトーンにマイクを挿した事ありますか?
私はマイクとしての機能では、あまり利用せず
MP3オーディオプレーヤーなどを楽器のスピーカーから
音を出したい時に、このマイク差込口を使っていました。

でも、クラビにはこんな事も出来たのです。

カラオケや弾き語り

クラビノーバにマイクを接続します。

これで、マイク本体のスイッチONで『アァ、アァ〜マイクテスト』
だったら、ステージアでも出来るのですが,,,

マイクに向かって声を出しながら、ボリュームの調節をします。
 [シグラル]ランプを見ながら調節します
音声が入力されるとグリーンのランプが点灯し、音声が大きすぎると
[オーバー]ランプが点灯します。このオーバーランプが
赤く点灯しないように、ボリュームを調節します。

これで、カラオケをするにはソングを選んで、カラオケボタンを
押せば画面に歌詞が出ては来るのですが....その前に!

カラオケデータは、内蔵されているものもあります。
また、インターネットに接続すれば
インターネットダイレクトコネクション サービス で
たくさんのデータで楽しむ事も出来ます

では、カラオケをするにあたって便利な設定を紹介します。

1.テンポ調節

テンポ[-][+]ボタンをどちらかを押すと画面にテンポが表示されます
このテンポ[-][+]のどちらかを押し続けることによって連続的に
テンポは変わっていきます。また、テンポ表示をさせてから
[データダイヤル]を廻しても調節は出来ます。

これも便利なのですが、テンポを初期値に戻すには、
テンポ[-][+]を同時に押します。

テンポ画面に表示される値は、1分間に刻まれる4分音符の回数で
設定範囲は5〜500です。
画面表示されたテンポは、戻るボタンを押して消します。


2.移調

ソングのキーが高いとき・低いときに、キーの調節が出来ます
高くしたいときは...トランスポーズ[+]ボタンを押します
低くしたいときは...トランスポーズ[-]ボタンを押します
元のキーに戻したいときは...トランスポーズ[+][-]ボタンを同時に押します


3.歌声にエフェクトをかける
マイクで歌う声にいろいろなエフェクト(エコーなど)
をかけることが出来ます。
ボタンを押します。
画面下の[4▲][5▲]のどちらかを押して、エフェクトをONにします。


では、次回はこのエフェクトの種類の設定方法です!



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Clavinova CVP307
クラビノーバにマイクを挿して... その2
CVPには、鍵盤での演奏音やマイク入力音声にいろいろな
音の表現の幅を広げるエフェクトがあります。

今回は、マイク音声のエフェクトを調べてみました。

前回 マイク設定/ボーカルハーモニーを押して
マイクエフェクトをONにしました。



マイク音声にエフェクトをかけるには、ここをONにすれば
かかります。そのエフェクトの細かい設定は
[ミキサー]ボタンを押します。

画面には、MIXING CONSOLE(PANEL PART)が現れます。
画面横にある
「EFFECT」の画面に切り替え、TYPEの画面横のボタンで
エフェクトタイプの選択画面を表示させます。




BLOCK  PART  CATEGORY  TYPE
がそれぞれ選べるようになっています。

BLOCKでクラビから出る音声・音色を選ぶことになっています
エフェクトのBLOCK 対象パート エフェクトの特徴
REVERB(リバーブ) 全パート コンサートホールやライブハウスで演奏して
いるような臨場感が出る
CHORUS(コーラス) 全パート 同時に複数のパートを演奏しているような
厚みが出る
DSP 1 スタイルパート
ソングチャンネル1〜16
リバーブとコーラスに加え、ディストーション
のように音を歪ませる効果などをかけることが
出来る
DSP 2
DSP 3
DSP 4
DSP 5
LIGHT 1(右手1)
LIGHT 2(右手2)
LEFT(左手)
ソングチャンネル1〜16
未使用のDSPが、後着優先で適切なパート
(チャンネル)に割り当てられる
DSP 6 マイク入力音声 マイクからの入力音声にエフェクトをかける

今回は、マイクのエフェクトを選択したいのでDSP6を▲▼で選びます

PARTは、マイク設定/ボーカルハーモニーを押してマイクエフェクトを
ONにしてあれば、MICが選ばれています。

CATEGORYはステージア01/Cとほぼ同じ
リバーブ ディレイ アーリー/カラオケ コーラス フランジャー
フェーザー ディストーション ディストーション+ ピッチチェンジ ワウ
ロータリースピーカー トレモロ スペーシャル EQ/エンハンサー ミスレーニアス
スルー ユーザー

リバーブ ホールなどの残響感を与えサウンドに奥行きや広がりを出す
ディレイ 音声信号を遅らせる事で、時間差で繰り返す
アーリー/カラオケ カラオケのようなエコー
コーラス 複数の音が同時になっているような効果があり、音に奥行きや厚みを出す
フランジャー 音にうねりを与え、回転しているような効果を出す
フェーザー うねりを出す
ディストーション 音に歪みを出す
ディストーション+ 音に歪みを出す + 
ピッチチェンジ ピッチに変化を出す
ワウ 音色を周期的に変化を出す
ロータリースピーカー スピーカーを回転させて得られるような、豊かで広がりのある効果を出す
トレモロ 音量を周期的に変化させる
スペーシャル 音を前後左右に移動させたりする
EQ/エンハンサー 周波数の変化でいろいろな音場を表現する
ミスレーニアス 特殊な効果を得られる。入力信号に母音を付けたり..
スルー エフェクトをかけずにバイパスする
ユーザー 1〜10

このCATEGORYを選んでそれぞれのTYPEを選択します。



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Clavinova CVP307
クラビノーバにマイクを挿して... その3
『あ、あぁ〜マイクのテスト』って一人で言っているのに
ハモったりする事も出来ます。自分の声がいろいろ変わっていきますよ

ボーカルハーモニーを押すと画面は↓


VOCAL HARMONY の下[6▲/7▲]ボタンを押してONにします
画面右横の[H]ボタンのを押すと選択画面が表示されます

マイクを通す声がプリセット状態で60種類も用意されています!
これだけでもビックリですが、このプリセットを元にして自分で編集
する事も出来ます〜。

クラビノーバにマイクを挿して、ボーカルハーモニーをONにして
どんなタイプで歌いたいか?を選べば、『わぁ〜自分の声じゃない!』
上手に歌えるかどうかは....別問題として(^^;

クラビノーバに向かってこっそり歌を歌っても、このボーカルハーモニー
がハモってくれます。(どんどんオタク系の中にハマって行きそうですが....)
曲のデータの中に歌声が入っているわけじゃないんですよ。
自分の声がハモっているんです。

クラビノーバは、とってもおりこうさんで、曲のデータの中のコードを
読んでくれたり、鍵盤でコードを弾きそのコードでハモリます。

どのコードデータを読んでくれるか?も設定できます。
ボーカルハーモニーの画面にあるMIC SETTINGを選びます。



OVERALL SETTING(オーバーオールセッテイング)を選びます。
ここのMODEとCHORDで設定します。

MODE
AUTO コードデータが入っているソングデータを再生している場合、または
スタイルや左手パートがONの場合はCHORDALに、その他の場合は
VOCORDERに自動設定されます
VOCODER
(ボコーダー)
マイク入力音声に対して、鍵盤演奏音やソングのノートデータの通り
にハーモニーが付きます。
CHORDAL
(コーダル)
スタイルがONの場合のコード鍵盤域でのコード、またはスタイルが
オフで左手パートがオンの場合の左手鍵域でのコード、コードデータが
入っているソングのコードに従ってハーモニー音が付きます

CHORD
OFF       ソングデータからコードを検出しません                    
XF XFフォーマット(カラオケ)のコードを使います
1〜16 指定したソングチャンネルのノートデータからコードを検出します

ボコーダーのハーモニーはボコーダーハーモニーによって
コントロールが可能です。ソングチャンネルを決めたり
キーボードの鍵盤演奏音でのハーモニー
スプリットポイントより右側でのハーモニー(UPPER)
スプリットポイントより左側でのハーモニー(LOWER)

自分で何を使って、どこの場所でハーモニーをコントロールするか
決める事が出来ます。

クラビノーバは、ポータトーンPSRもですが
楽器の中でコード検出が出来るって言う事がポイントだと思います。

今回は、マイクに関して書いていますが、クラビノーバで出てくる
音色に関しても同じような事が出てきます。

奥が深いですね〜クラビノーバ!



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Clavinova CVP307
クラビノーバにマイクを挿して... その4
超本格派ハモリ機能『ボーカルハーモニー』
一人コーラスグループ!の気持ちよさ、面白さは体験してみないと
わからないかも知れませんね〜。

では、どんどん深みにハマって!ハモリ機能を編集もしちゃいましょう!
ボーカルハーモニーを押すと

ボーカルハーモニータイプを選択[H]
プリセットのボーカルハーモニー
が出てきます。このままでも十分ですが、編集を選択するとユーザー
として、保存しておく事が出来ます。

いろいろな編集が出来るんですよ。
たとえば....ハーモニーの音の声質(男性/女性)を入力音声から変更
するかどうか決める:ハーモニージェンダータイプ

入力音声の声質を変えずに3声にしたり、ユニゾンや
男性の音質に変更する(Maleメール)
女性の音質に変化する(Femaleフィーメール):リードジェンダータイプ

ハーモニー音にビブラートの深さを設定する:ビブラートデプス

マイクに音声が入力されてからのビブラートのかかり始める
時間を設定する:ビブラートディレイ

などなど18種類も元のプリセットを編集する事が出来ます。

編集しているうちにマイクを通した声は本当に誰の声か
判らなくなってしまうかも!

さぁ〜お好みの超本格派ハモリ機能『ボーカルハーモニー』

カラオケボタンON『この歌うたっチャオ!』あぁ〜でもキーが合わない!!
そうだ〜こういう時は......トランスポーズで(^0^)/

画面に歌詞とコードネームが出ているし...マイクも素敵なハーモニー
この際だから、弾き歌いしちゃおうかな〜

で、ここまでは良かったけど.....困った事が出来てしまいました!

さぁ〜この困った事とはなんでしょうか(^^?
では、次回はこの回答をヽ(^o^)丿



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Clavinova CVP307
クラビノーバにマイクを挿して... その5
トランスポーズを使って、自分のキーに合わせてハーモニーを
付けながら気分良く歌っていると...次に思わず鍵盤を
弾きながら歌いたくなって来ませんか?



クラビノーバでは、このトランスポーズの [-]/[+] でキーを変えられますが
トランスポーズにも種類があったんです。
買ったときの状態では、MASTERになっています。

MASTER クラビノーバで鳴るサウンド全体
SONG ソング再生音
KEYBOARD 鍵盤演奏音

買ったときの状態マスターにしたままトランスポーズをすると
クラビノーバから出てくる音は、再生しているソングも鍵盤も
トランスポーズされています。

たとえば...
内臓されているソングを一つ選びます。譜面を表示させ
ソングをスタートします。トランスポーズの [-]/[+] で
+4にするとします。半音単位で移調されるのでド→ミになります
譜面もコードも変わらず出てくる音がトランスポーズされています

楽譜どおり鍵盤でドレミと弾くと・・・・・移調されたドレミ
出てくるのでちょっと気持ち悪い感じです。ソングも移調されているので
目をつぶって弾けば.......(.まぁ、人それぞれですから)
気にならない人は気にならないと思いますが!

でも、カラオケの画面にすると、ちょっと違ってきます。
歌詞とコードが入っているデータだとこの画面に
歌詞とコードネームが出てきます。

この画面で、先ほどと同じようにトランスポーズの [-]/[+]で
移調すると、楽譜の画面とは表示が違い
 トランスポーズされたコードネームに変化します。

歌詞の上にトランスポーズされたコードネーム

わぁ〜これで自分にあったキーで鍵盤でコードを弾いたら
弾き歌いの完成〜になるはずが...

マスターになったままだったので、鍵盤もトランスポーズされたまま
いくら歌詞の上のコードを弾いてもソングと鍵盤は両方トランスポーズ
歌詞の上のコードネームは移調されたもの。

カラオケ画面のコードネームと譜面画面のコードネーム表示が違うようです

こう言う時は、ミキサーの中にあるTUNEでソング再生音の
トランスポーズを選びます。こうすると、カラオケ画面のコードネームで
弾き歌いが出来ます。マスターではコードネームが変わって
いなかった譜面の画面コードネームもちゃんと変わっています。




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Clavinova CVP307
クラビノーバにマイクを挿して... その6
ミキサーの中にあるTUNEでソング再生音のトランスポーズを選ぶ事も
出来ますが、ファンクションで設定しておく!と言う事も出来ます。
電源を消しても、一度設定するとそのまま変わりません。
   

ファンクションを押してコントロール<D>を選びます

KEYBOARD/PANELにタブ切替で選びます


 ▼で選ぶことが出来ます。

画面には 
初期状態のマスターから変わります。

私は、ソングにしています。トランスポーズをすると
カラオケ画面ではコードネームが
譜面の画面では音符とコードネームが変わります。

さぁ、これで弾き歌いはバッチリヽ(^o^)丿

でも、ちょっと不安...の場合は

パフォーマンスアシスタント機能のシンデレラモード
超本格派ハモリ機能のボーカルハーモニー

そして、このトランスポーズ

これで年末年始のホームパーティは気持ちよく
クラビノーバと遊べます!!


CVPには、まだまだ宝物がたくさん〜




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